1886年 八木彩霞(熊次郎)愛媛県松山市に生まれる 1910年 愛媛師範学校本科一部卒業 愛媛県内小学校の教鞭を執る傍ら古代文様デザインの研究、色彩学の論文発表により、愛媛県知事から表彰される 1915年頃 「森永ミルクキャラメルmorinaga」パッケージングデザイン(現在もこのデザインが使用されている。) 1916年 横浜元街小学校・教師勤務 ドイツ入画家リーデルスタイン氏に師事 1918年 関東連合教育会付設・資料展に出展 油彩作品5点「現代の横浜」「開港当時の横浜」「ハリス」「ペリー」「井伊大老」 1920年 宮内省より明治天皇のご尊像の謹写のご用命を受け奉納 1923年 再び宮内省より明治天皇のご尊像の謹写を承り、明治神宮に奉納 印象派、後期印象派の研究と正岡子規の弟子・内藤鳴雪翁と哲理的文芸論の討論研究を行う 1925年 横浜元街小学校退職 フランス・パリに留学 ソルボンヌ大学文学部在籍、グランショーミール美術学院で学ぶ 藤田嗣治画伯、藤原義江(テノール歌手)、石黒敬七(柔道をフランスに紹介)、蕗谷紅児等との交友を深める 1926年 サロン、3点入選 ゴン・アーティストの称号を取得(ソルボンヌ大学より) 4月・10月ロンドンを訪れる 1927年 帰国(3月7日) 1928年 東京・目黒にアトリエ完成 以降創作活動を続ける 1968年 藤田嗣治訃報(1月29日)を知り、以降絵筆をもたなくなる 1969年 12月14日 83歳の生涯を閉じる